アメリカの軍隊は、世界の約100カ国以上に基地を展開、そのうち、日本には約130の施設があると言われていますが、軍のリクリエーション施設としてゴルフコースが設備されているのはご存知の方も多いはず。現在日本には９コースが存在するようだ。

ゴサーメモリアルゴルフコース（三沢・空軍）・多摩ヒルズゴルフコース（横田・空軍）・パースリーゴルフコース（横田・空軍）・厚木ゴルフクラブ（厚木・海軍）・座間ゴルフコース（座間・陸軍）・ハブリンクスゴルフコース（奥間・空軍）・バニヤンツリーゴルフコース（嘉手納・空軍）・知花ゴルフコース（嘉手納・空軍）・TAIYOゴルフクラブ（沖縄市・海軍）。

キャンプ瑞慶覧にあった井上誠一設計の泡瀬メドウズゴルフコースは2010年日本に返還され、替わりに2010年にTAIYOゴルフクラブが誕生した。若きリー・トレビノは海兵隊時代に沖縄に駐在し、このコースで行われた大会で優勝している。また宮里美香はジュニア時代にヘッドプロのソニー・ギブスからレッスンを受けていて、今でも親交があるなど、歴史も伝統もあるコースだった。今年４月、この跡地には「イオンモール沖縄ライカム」がオープンした。

また、日本人ヘッドプロとして藤井誠プロが所属している多摩ヒルズゴルフコースでは、日本人も参加できるチャリティコンペが年に何回か開催されているので、興味のある方は管轄する横田基地のウェブを要チェック。また、通常のプレーフィーは平日80ドルとなっているが、チャリティコンペの際は130ドル程度が多いようだ。 かつて岩国基地にあったトリイパインズは、基地内の鳥居がコース名の由来、ハブリンクスは蛇のハブなど、ネーミングもユーモアありますね。

さてそれでは、米軍のコースは世界中には果たしていくつあるでしょう？正解は約200。コースのメンテナンスをするだけでも莫大な費用がかかるのに、さすがアメリカは無駄も世界一！？