日本でのゴルフもいいけれど、寒い季節になると暖かいリゾート地に脱出したくなります。アジアンゴルフツアーの影響もあり、ここ数年、東南アジアのゴルフ環境も格段に進歩してきましたね。
R&Aの調査によると、アジア(ロシア大陸・中近東を含む)には4,778コース(日本は2,383)あり世界の14%を占めるそうです。東南アジアエリアでは、タイ253・マレーシア199・インドネシア163・ミャンマー126・フィリピン94・台湾74・ベトナム33と、リゾート地とも比例してゴルフコースは増加しているようです。国としてゴルフに力を注ぐタイは石川遼プロを起用するなどのプロモーションが功を奏して、日本のゴルファーにも人気が高いですが、気になったのはミャンマー。タイ・ラオス・バングラディッシュ・中国・インドの5カ国に囲まれたこの国に、これほどゴルフコースがあるなんて知っていましたか?イギリスの植民地だったミャンマーのゴルフの歴史は古く、”Yangon Golf Club”の開場はなんと1904年。今年2月には3年ぶりにヤンゴンの”Royal “Mingalardon Golf & Country Club”でアジアンツアー”Leopalace21 Myanmar Open”が行われる予定で、スポンサーのレオパレス21はアセアン地域における日系企業・駐在員への不動産サービス戦略の一環、としている。
ヤンゴンは11月~2月の乾季がベストシーズン、日本からは7時間ほどかかりますが、プレーフィは約3,000円と格安なのは魅力的ですね。
近くて美味しい台湾やベトナムも、親日的な雰囲気や街中の渋滞が少ないなど、ゴルフ以外も楽しめる旅行先として外せないし、なかなかうれしい最近のアジアンゴルフ事情です。
参考文献:R&A
※コース=施設の数で18ホール以上あるコースも1とする