脇元華が初優勝!!若手女子プロが注目する台湾女子ゴルフツアーの魅力に迫る

強く美しい女子プロ達の華麗なる戦いに、19~20歳の「黄金世代」の活躍がさらに刺激となり、更なる盛り上がりを見せている日本女子ゴルフツアー。韓国や中国などアジアのツアーで活躍した後に日本ツアーに参戦する選手も数多く、近隣国のツアーからも目が離せない。今年、14名の日本人選手が出場権を得て、にわかに注目度がアップしている台湾女子ツアーの魅力に迫ってみよう。

台湾女子ツアーは年間18試合

1月の開幕戦「日立レディスクラシック(Hitachi Ladies Classic)」では、地元台湾勢から米女子ツアーでメジャー大会を5度も制したヤニ・ツェンを始め、日本ツアーでも活躍するフェービー・ヤオ、サイ・ペイインらが出場。日本からは葭葉ルミ、服部真夕、辻梨恵などが出場した。

年間18試合をおこなう台湾女子ツアーには、米国女子ツアーとの共催試合「スインギング・スカーツLPGA台湾選手権」や、昨年より日本のステップアップツアーとの共催となった、「日台交流うどん県レディース」が含まれている。

QTトップ通過は若手注目選手の脇元華

台湾ツアーQTでトップ通過を果たしたのは、BS日本テレの人気番組「ゴルフサバイバル」でその負けん気の強さを印象づけている20歳の脇元華だ

昨年の11月に開催された、台湾女子ツアーの出場権をかけたクォリファイングトーナメント(QT)で、85名の出場者のうち、日本勢はなんと35名。

台湾の大手電化製品メーカー「SAMPO(サンポ)」主催の台湾女子ツアー第4戦「サンポレディスオープン」が5月16日~18日の間、台北GCで行われ、脇元華を追っかけて台湾に乗り込んでみた。

賞金総額は4百万台湾ドル(約1,484万円)で、優勝賞金は72万台湾ドル(約267万円)。台湾をはじめ、インドネシア、韓国、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、アメリカより102名の選手が出場する、国際色豊かな試合になっている

会場の「台北GC」の前身は、1953年に台北市南機場造られた9ホールで、1978年に現在の桃園県に移った歴史あるゴルフ場。北(A・B)と南(C・D)の36ホールと、ショートショット9ホールの練習場を合わせて計45ホールを有する台湾で最大規模を持つゴルフ場だ。

台北市内からクルマで約40分と抜群のアクセス圏内だから、観光で台北を訪れたトラベラーが気軽にゴルフをすることも可能

海外初心者におススメな台湾ゴルフ

意外と知られていないが、台湾はゴルフに最適な環境が揃っているのだ。

「海外でゴルフをしてみたい」と思うものの、移動時間、言語、食事、費用などを考えると二の足を踏むゴルファーも多いだろう。その点、台北国際(松山)空港は、東京(羽田)から直行便で約3時間40分と機内でくつろぐ間もなく着いてしまうほど近い。

今回帰国する際、念のために出発2時間前に中山駅近くのホテルをチェックアウトした。朝7時頃だったこともあったが、タクシーに乗って5分で空港に着いてしまい、チェックイン、セキュリティチェック、入国審査を通過した時点でトータル所要時間15分という驚異的なタイムを記録した。

言語は中国語がしゃべれなくても、漢字でだいたいのイメージがわくし、親日家が多く、日本語を学んだ人が多いので意外に通じることもある。

絶品グルメを楽しむためだけに台湾旅行する人も多いが、台湾での食事について聞いてみた。

「海外遠征に来ると、到着日には観光をして、そのあとは試合に集中しています。台湾では、フカヒレと小籠包を食べました。味が濃厚で、めっちゃおいしかったです!」

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台湾ツアーで学んだこと

「台湾ツアーでは飛ばす選手が多く、普通の飛距離だとつかまるバンカーを狙ってキャリーで越えていくようなカッコいいプレースタイルが印象的です。日本の選手は飛ぶ選手が少ないので、バンカーを避けて狙っていくのが普通の攻め方です」

台湾ではバンカーとラフのファジーな境目にボールが刺さることが多々ある(泣)

「日本のコースメンテナンスとは違い、台湾では “あるがまま” の状態が普通です。フェアウェイやグリーンに落ち葉があったり、バンカーにも普通に石が混ざったりしています。アンラッキーと感じることもありますが、逆に色々な状況に応じた多彩なアプローチが必要になってくるので練習になります。今後、世界中でプレーするときのためにもいい経験になっています」

芝質が違うため、当初はアプローチにてこずったが、練習を重ねるうちに慣れてきたと言う脇元

当初は慣れないこともあり、あえて刻んでバーディを狙う守りのゴルフだったが、次第に常に狙っていく攻めのゴルフに変わっていき、そしてついにこの台湾の地で、プロ初優勝を挙げた。

台湾ツアー3戦目にして掴んだプロデビュー初優勝!(写真提供:LPGA台湾)

「将来の目標は、賞金女王になりたいです。っていうか、なります!普段から、一つ一つ意識しながら、量より質を心がけて練習をしています。2020年の東京オリンピックまで時間は無いですが、来年レギュラーツアーに出場してバンバン勝って、世界ランクを上げていけばまだチャンスはありますから」

今後は、日本のプロテストトップ合格と、QT上位通過を優先させ、台湾ツアーにはスケジュール調整ができる限り出場する

NHKピョンチャンオリンピック公式テーマ曲のS EKAI NO OWARI『さざんか』を試合前に聞いてモチベーションをあげている。歌詞の通り、くじけそうになっても夢を追い続ける、「脇元華物語」のこれからが楽しみだ。

※2018年5月現在の情報です

    ヤスコUTEE レポーター

    投稿者の過去記事

    好きが高じて仕事までゴルフにしたくなり、2001年に株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)入社後、ゴルフ用品販売でのバイヤー、編集部を経て、現在は新規事業推進室で海外のゴルフ場予約事業の立ち上げならびに、今話題の「スピードゴルフ」の認知拡大に携わっている。タケ小山プロがDJを務めるInterFM「GREEN JACKET」内のコーナー「Hot Shot with GDO」でこれから活躍する女子プロへのインタビューや、トーナメントのインターネット中継やイベントのMCなど、多方面での活動をおこなっている。

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