今回、GDO企業対抗に出場した感想を教えてください。また、チーム内で大会に向けて工夫、改善したことはありますか?――
当社には所員有志による部活が多くあります。そんな中、ゴルフ部は発足して丸4年が経ちました。年に一度の腕試しということで企業対抗戦に参加していたのですが、今回、GDOでも企業対抗がスタートしたということで出場しました。実際に出場してみると、他の企業対抗と比べて様々なレベルのゴルファーが出場されていますので、エンジョイゴルファーでも気軽に参加できる大会ではないか思います。部の活動としては、隔週で定例会を行い部員同士で練習方法やゴルフクラブの情報交換をしている他、月一でコンペを行なっています。今回の企業対抗戦に参加するにあたっては、予選会を開催して出場メンバーを選考したんですよ。
メンバーは部を代表して対抗戦に出場するため練習に励みますしモチベーションも上がるので、ゴルフの上達という点でも、こうした大会は非常に有意義だと感じています。また、大会後はそれぞれが反省点を部員と共有して、その後の練習に生かしています。今回参加したメンバーは、低いショットや転がす練習を多くしたり、ショートゲーム中心の練習をしたりと、それぞれの課題克服に努めるようになりました。こうしたことは、普段のラウンドで感じることは少ないのですが、チーム戦でスコアをより意識したことでゴルフに対する考え方が変わった部分だと思います。
GDO企業対抗の出場によって業務に生かされたことはありますか――
当社は、本社が埼玉県の新座にある他、日高事業所と栃木研究所があるため、仕事以外でのコミュニケーションをとることを部活発足のコンセプトにしていました。現在はそれぞれの事業所から20名ほどのメンバーが在籍していますが、普段業務では一切関わることのない所員同士が部員・出場メンバーとなることで業務ネットワークが格段に向上し、業務効率もアップしています。あまり行かない事業所や普段関わりの無い他部門との業務があっても、部員を介して円滑な業務推進に繋げられるようになったので、ゴルフ部は各事業所・部門間のコミュニケーション活性化に間違いなく一役買っていると思います。
さらに今、ゴルフ部の活動が業務の一つに発展しています。部の中から生まれたHondaオフィシャルゴルフグッズを作ろうというアイデアが発端となって、会社の新しいプロジェクトとして動き出しているんですよ。Hondaはウェブサイトにゴルフコンテンツがあったり、宮里藍さんをスポンサー応援したりとゴルフには力を入れているのですが、ゴルフグッズは充実していなくて…。現在は部の創設メンバーでもある土田がプロジェクトリーダーとなり、キャディバッグやボストンバッグのデザインを練っているところ。プロジェクトにはメンバー以外の所員もアサインされて、さらに社内での交流が増えました。何より、ゴルフ部発信で会社の新たな商品が生まれるなんて、これ以上嬉しいことはありません。来年のGDO企業対抗戦は、私たちの想いが詰まったグッズで挑みたいと思います!