まず、GDO企業対抗ゴルフ選手権に出場された理由を教えてください――
当社は来年7月に創業70周年を迎えますが、現在2019年4月時点ゴルフ部がありませんでした。そこで今回のGDO企業対抗に出場したメンバーである片野を中心に、ゴルフ部を創設しました。現在の部員数は30名ほど。部員のゴルフのレベルは、80台から100以上叩くメンバーまで様々です。部としては、仕事の堅苦しい雰囲気がなく、気の合う仲間とゴルフを楽しむことを大切にしていますが、部の活動を通じて知らない社員同士が出会ったり、先輩、後輩が仲良くなったり、交流を図れるようになったことは、部を創設した大きなメリットですね。
部の活動については、まだ創部半年ということもありコンペを3回しただけで、それ以外はシミュレーションゴルフを部員と楽しんでいた程度でした。ところがそんな中、ゴルフ部の決起会をしていた際に「せっかく創部したのだからまずは企業対抗に参加してみないか?」という声があり、他の企業対抗よりも比較的ライトに参加できそうなGDOさんの企業対抗に出場することに決めました。
創部間もないチームで企業対抗に参加するということで不安はあったかと思いますが、試合までにどのような対策や工夫をされましたか?――
ほとんどの部員が、ゴルフを上司や取引先とのコミニケーションツールという認識でいた中で、企業対抗に出場することは、部にとって新たな目標設定ができるきっかけとなりましたし、スコアが頭打ちになっているメンバーも、目標を持てるようになったので、ゴルフに対するモチベーションもアップしました。部員みんなが、純粋にゴルフというスポーツを楽しめるようになりました。また、企業対抗でプレーしたことは、それ以外にもゴルフに対するマインドが変わるきっかけになりました。一番はルールをしっかり覚えようと意識するようになったことですね。例えば、動かせない障害物の処置など、これまで仲間内だと適当にしていたというか…。それが、競技となるとしっかりと覚えておかなければならないですし、競技当日は同伴ペアの方に教えていただきご迷惑をおかけしましたが、こうしたことは競技に参加しなければ進歩しなかったところですので、一ゴルファーとしても成長できたと思います。
そうそう、今回ご一緒した他社のペアの方とは、今週末にゴルフに行くことになっているんです。仕事以外で他社の方と知り合うことは少ないですが、スタートホールのティグラウンドで同伴競技者と名刺交換をするので、こうした別の広がりが持てることもGDOの企業対抗ならではのメリットですね。来年の大会も、もちろん「マスト」で出場を決めています(笑)。今年は1組でしたが、これを機にメンバーで切磋琢磨し、来年は2組で参加してバンダイ旋風を巻き起こしますよ!