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大洗ゴルフ倶楽部
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概要
シーサイドコース。井上誠一の設計で、コースレートが74.4。日本でも有数の難コースといえよう。ひとホールの中でもドローボールとフェードボールを自在に操る必要がある。ホールの両サイドにある松林は年と共に枝ぶりが豊かになり、左右だけでなく上下のプレッシャーをかけてくるので難しい。インの方が海風の影響が強くやっかいだ。
コースガイド
〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜8231-1
TEL:029-266-1234
北関東自動車道/水戸大洗ICより6km
常磐自動車道/水戸ICより24km
昭和28年10月25日
井上 誠一
18H PAR72
74.4
7,190yard
あり
沿革
日本のゴルフ界は、戦後の急激な隆盛に伴って何処のコースも押すな押すなの盛況で、収容力の極限以上のゴルファーがつめかける上に、プレーのマナーもまだ十分養われていないので進行も悪く混乱を来たしがちである。 どうしてもコースを画一的に整備し、ゴルフ本来の面白さ、難しさの追求を犠牲にしてもプレーの進行を早めようとする。 それに日本人は、その国民性が非常に凝り性であり几帳面であるため、ゴルフコースの整備手法も多数ゴルファーの観念に基づいて型にはまったものになりがちである上に、ゴルファー自身がそういう型にはまったコースが良いコースであると評価する傾向にあることは、自然のあるがままの原野を利用して始められたゴルフプレー本来の在り方を考えるとき、何か足りないものを感じる。 日本のコースは、余りにも型にはまり過ぎていて、個性に乏しいという感じがする。幸いにも大洗は、日本では珍しいシーサイドリンクス(砂丘地)という立地条件に恵まれ、また、他に類例のない黒松林に富み、きわめて個性的である。これこそ得難い日本ゴルフコースの宝物といえる。
このレイアウトに当たって私は、極力砂丘地の好ましい自然地形をそのまま生かし、また黒松林を自然の障害物に利用し、なるべく人工的な造形を避ける方針のもとに、高度の戦略性を要求するコースを意図して纏め上げたつもりである。そしてそれは、一応効果ある結果を得たことと自負している。 このコースは、プレーヤーに実に多くの変化に富んだショットを要求する。一本調子のプレーでは、決して望ましいスコアは得られない。このことは、3日乃至4日にわたる72ホールのメダルプレーを催す機会があったとき実証される筈である。近い将来、世界一流プレーヤーによってそのような大試合が行われる機会でもあれば、どんなに嬉しいことであろうか。 コースのプレーイングコンディションも、フェアウェーは先ず上等すぎるほど上等であるし、幅や形も多少広すぎる感もあるが之でよいと思う。グリーンの形やアンジュレーションは、難しさの点についてはこの程度でよいと思うが、排水がその他の点ではまだ不充分で、大いに改良の余地がある。 ラフの整備については、一部のプレーヤーから非難が出ているようであるが、私はむしろ立派過ぎると思っている。砂地であるがため、球が打ちにくいとか言われるけれども、それがリンクスランドの特徴なのであって、そこに面白味もある訳。黒松林とともに裸砂地もプレーの興味を助長する障害物と思いたい。 バンカー。これこそインランドコースで望めないリンクスの最大の特徴である。窪地を作って中に砂を入れるのがインランドコースのバンカーであり、裸地の砂が風に吹き飛ばされて自然の窪地になったのが、シーサイドリンクスのバンカーである。 英米の一流のシーサイドリンクスの苛烈な様相に比べれば、大洗はむしろインサイドコース的、即日本の既製品型コースの色彩が多分に強い。しかし、前途のように日本ゴルフ界の現状を考え、また日本のゴルファーのゴルフコースに対する観念や嗜好を考えたとき、あまり飛び離れた在り方を図るのは、当を得たことではない。まあ、しばらくはこの程度の有り方を主体にしながら、国際水準のコースとすることを頭に置いて保持していければ幸甚である。
 
Style-GOLD 大地の巨匠 大洗ゴルフ倶楽部 井上誠一が手がけた黒松林に佇む日本ゴルフコースの宝
 
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