昭和11年(1936年)7月5日、李王両殿下の始球式で、井上誠一氏の処女作、那須ゴルフ倶楽部がオープンした。
戦時中は、陸軍の療養所附属の耕作修練場にと徴用され、ゴルフコースとしての機能は失われたが、昭和24年(1949年)の春に営業再開を果たした。
その後昭和34年8月に社団法人の許可を受け、今日の”那須ゴルフ倶楽部”となった。
完成度が高いコースを中心に、温泉やクラブハウスなどの施設の充実化、19番ホールでの会員同士の交流や対外親善競技を通じて伝統と文化を育み昭和61年(1986年)に意義深い50周年を迎えた。
平成18年(2006年)には創立70周年をつつがなく向かえ、クラブライフという良き伝統を維持しながら、一方では未来を見据えて成長し続けることが求められている。壮大な景色溢れるコース、温泉、そして伝統である家庭的なクラブライフという、心和み、喜びを感じ取られる雰囲気にめぐまれた場所として、これからも上質のくつろぎを与え続ける。 |