コウセイコーチ、よろしくお願いします。この前の会社のコンペでアンダーパーで回ってましたよね？すごいですね。

みやっしーさん、この度は5代目コーチに任命していただきましてありがとうございます。
そうなんです、ベスグロ賞、ニアピン賞、ドラコン賞、新ぺリア3位、チーム賞、空気を読まずに5つも賞を取ってしまいました・・・。（汗）

あはは、そんなの気にすることないですよ！実力ですから。

そ、そうですね。ありがとうございます！
ではまず、今の悩みを聞かせていただけますでしょうか。

え？あ、はい。・・・そうですね、娘のトイレトレーニングを始めるタイミングを迷ってて・・・

あ、いえ、ゴルフの悩みですね。
オムツのやめ時は正直わからないです。

あ、そうですよね！笑
歴代コーチたちのおかげで、最近はショットは当たるようになってきたんですが100ヤード切ってからダフッてチョロだったり、グリーン周りでトップしていわゆる往復ビンタってやつですか。そういうのが多いです。
あとはパターの距離感です。ひどいときは10mのパットを5ｍショートしたりするときもあります。この前のコンペでは4パット3回、3パット4回の合計44パットでした。

なるほど！でも、逆に考えれば、あとはアプローチやパターのショートゲームさえ身に付ければ100切りイケそうですね。
では今回は、主にアプローチの大きなミスをなくす練習と、パターの距離感を身に着けるためのキッカケを探しましょう！

分かりました！よろしくお願いします！

ちなみにアプローチって大きく分けると、ピッチ&ラン、ランニングアプローチ、ロブショットの三つに分かれると思うんですけど、状況によっての使い分けとか意識してますか？

全くしてないです！（キッパリ！）

であれば、まずはオーソドックスなピッチ&ランと、もっとも簡単で、ミスが少ないといわれている転がしのランニングアプローチを習得していきましょう。それがグリーン周りでの、スコア減少の近道になると思います。

ピッチ&ランとランニングアプローチは何が違うんでしょうか？

簡単に説明しますと例えばピンまでの距離が10ヤードとしたときに、5ヤードキャリーさせて、ちょっとスピンを効かせて5ヤード転がすのがピッチ&ランです。
キャリーが1ヤードで残り9ヤード転がす。これがランニングです。こっちのほうがエネルギーが前に行くので飛距離が出ます。
ちなみにロブショットは9ヤードキャリーさせて1ヤード転がす感じです。これは使う頻度も少ないわりに、最も難易度が高くミスが起きやすいので、これは今回はやりません。

ピッチ&ランとランニングアプローチ両方必要なんですね？

そうですね、状況的にすべて転がせればいいんですが、例えばグリーンまでの間にラフやバンカーがあるときなんかは、ボールを浮かせてスピンを効かせないといけなくなります。

なるほど、障害物がなければ転がして、障害物があったら、それを避けるために浮かすということですね。

そうです。あと、ピッチ&ランの練習は普通のショットにも生きてきます。
アプローチって小さいふり幅、時計で言うと主に4時～8時の間でするものですが、どんなに大きなスイングであっても、この区間って絶対に存在するんですね。
この区間をダフリやトップがなく、きれいにミートすることを練習していけば、結果的に普通のフルショットでのミスも減ってくると思います。