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世界の米軍コース
2016/05/26
カテゴリー:ゴルフコース

先に、日本にある米軍のゴルフコースについてレポートしましたが、今回は世界に目を向けてみました。米軍のコースは世界中に約200コース以上(R&A調査では244コース)といわれていますが、その中で一番多いのはもちろんアメリカ国内で、約120コースありました。一番多い州はカリフォルニア州で14コース、次いでフロリダ。ジョージア・ヴァージニアが8コース、ノースカロライナとテキサスが5コースでした。アメリカ以外で一番多いのは日本の9コース、韓国7コース、かつてはドイツにも7コースありましたが、ヨーロッパにある21施設は2014年に予算削減のため返還を決め、今後の処理で約70億円を削減するようだ。それでもいまだに、高級ゴルフリゾート施設といわれるサウジアラビアや、世界で一番危険なゴルフコースと言われる韓国と北朝鮮の非武装地帯の近くにあるコース(パー3の1ホールだが)など、イラク・トルコ・キューバ・プエルトリコに米軍コースは存在する。

1コースのメンテナンスに年間5千万円かかるとしても、200コースで100億円。派兵されている軍人が少しでも心休めることができるなら、アメリカの国防予算60兆円からみれば、たいした金額ではないように思えますが。

ところで、昨年末からオバマ大統領はクリスマス休暇をハワイで過ごしているが、まず訪れた、「ミッド・パシフィック・カントリー・クラブ」は、ミリタリー管轄ではなくプライベートコース。かつてアメリカで最も綺麗なビーチといわれたラニカイビーチに一番近いコースだ。ラニカイは、ハワイ語で「天国の海」という意味だが、大統領も休暇中ぐらいは現実を忘れ、天国を満喫したいのでしょうか。

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